我々は最高の技術を持った精鋭。
呼ばれるのは最悪の状況下のみ。
「エージェント。第1派のSHDテック反応が検知されたわ」
規則も無く、制約も無い。
目的は、残された者を守る。
「検知された場所には古い発電所があるわ。今はライカーズの拠点になっているはず」
我々は同僚。
我々は隣人。
あるいは君の、友達。
「識別信号は『不知火』の物よ。貴方とは古い付き合いになるわね」
だが召集されれば、任務が最優先となる。
それが……ディビジョン。
「反応は短時間ですぐに消えたわ。彼女に限ってもしものことはないとは思うけど、手遅れになる前に急いで」
世界が闇に沈むとき、我々は浮かび上がる。

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