ある者曰く「空には悪魔が住んでいる」と言う。
「音の壁の突破がそれだ」と基地司令達は言っていた。
だが、とあるパイロットは「そんな物など存在しない」と断言。
その人物は見事音の壁を突破した。
それ以来そのパイロットの居る基地は世界中のスピード狂達が「我こそは最速のパイロット」と集まるようになった。
一方、米ソは激しい開発競争を繰り広げていた。
人工衛星の打ち上げ、有人飛行、月面着陸。
ありとあらゆる事で追い越そうと躍起であった。
ソ連が最初の人工衛星を打ち上げると、負けじとアメリカも人工衛星を打ち上げた。
第二次大戦後、密かに米国へと亡命させたフォン・ブラウン等のドイツ第三帝国のロケット技師達の技術提供で米国のロケット技術が劣っていたわけではなかったのだ。
しかし、二番煎じでは相手を追い越したことにはならない。
そう、次の目標は「有人宇宙飛行」である。
アメリカはすぐさま有人宇宙飛行の計画を立案。
宇宙飛行士候補として優秀な海軍・空軍・海兵隊の戦闘機パイロット7名を選抜。
その中にはスピード狂が集まるあの基地から召集された人物もいた。
彼らは「マーキュリーセブン」と呼ばれ、某国初の宇宙飛行士に選ばれると言う大いなる名誉を受けた。
しかし、宇宙は未知の領域である。
多大な危険が待ち受けている事は候補生達も薄々感じていた…。
元ネタは「ライトスタッフ」です。
マーキュリー計画とチャックイェーガー氏の音速の壁突破をメインに置いた映画ですね。
私にとっては「漢の生き様の教科書」であり、アポロ13等と並んで大好きな宇宙飛行士映画です。
チャック・イェーガー氏の逸話に関しては脚色もありますが、「ガムをくれ、後で返すよ」等は本当の話だったりします。
キャラ選
左からグラーフ、赤城、アーク、サラトガ、加賀、大淀、アクィラ
宇宙開発時代初期の宇宙飛行士の物語なので、同様に「空母技術初期に色々と試行錯誤しながら改装を加えられた空母たち」という事で。
大淀のみエド・ハリス繋がり(アポロ13)

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